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音響ツール

2007年9月26日 (水)

悪夢

もう一昨日のことになりますが、仕事で最悪の事態を体験しました。2時間番組のMA(ナレーション、音楽、効果音などの音付け、整音作業)だったのですが、いざスタジオ入りという段階になって、そのために4日間かけて仕込んだDigital Performerのファイルが開かないのです…!?何度やっても「エラーが検出されたので、ファイルを開くことが出来ませんでした」とダイアログが出て終了してしまいます。

さあ大変!その番組はその日(24日)のうちに仕上げなければならないのです。取りあえずナレーション録りなどの作業を先に始めてもらい、その間に考え得る限りのデータの修復を試みましたが、全てダメ。Digital Performerの代理店であるMUSETEXに電話してサポートを求めようにも、24日は祝日だったのでそれも出来ない…。万策尽きて結局一から作業をやり直すしかない、という結論になってしまいました。

それをスタートしたのが午前11時半頃。なんせ4日間かけて仕込んだ作業を全てやり直すわけですから大変です。もちろん4日間というのはアイディアを練る時間、試行錯誤する時間も入っていますから、やり直しの作業は音楽や効果音の編集、貼り付けの単純作業ですが、時間制限は1日しかありません。何とか音楽の仕込みを午後6時頃に終え、ナレーション録りの途中から音楽を加えることが出来ました。さらにナレーション録りを横目に効果音の仕込みを黙々と続けたのですが、終了したのは日付が変わった午前2時。それから音楽と効果音をスタジオのDAWに流し込んで、若干の整音作業後、全体の最終ミキシング…全ての作業が終了したのは午前8時でした。

は〜、何とか間に合った!一時はどうなるかと思いましたが、何とか無事終了です。もともと2時間番組のMAを1日でやるのはかなり無理があるのですが、その上にまさかこんなトラブルに見舞われるとは…無事終了したのは奇跡的かもしれません。しかしよもやこんなことが起こるとは、この20年仕事のパートナーとして使ってきたDigital Performerに対する信頼が大きく揺らいでしまいました。作業の途中でアプリが異常終了したり、フリーズしたりしてセーブしてなかった分のデータが消えてしまうと言うことは、パソコンで仕事をしている限りありがちなことですが、完成して保存したデータが壊れて開けなくなるという事態は初めての経験です。こんなことが起こるようでは仕事の道具として信頼できません。

MUSETEXのFAQによると「特定のファイルを開こうとすると、エラーが発生したり dp が終了してしまい、開けなくなってしまった」場合(まさしく僕のケースですね)の対処法が2つほど載っていたので試したのですが、いずれも効果はありませんでした。しかし、FAQに対処法が載っていると言うことは、またこういう事態が起こり得ると言うことですよね!?しかもこういう致命的な欠陥があることが分かっていながら、その場しのぎの対処法を出すだけで、根本的な対策をせずに放置されているのか…?だとしたら、ちょっと酷すぎませんかねえ?真剣にDP以外のDAWソフトに乗り換えることを検討したいと思います。
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2007年9月15日 (土)

Logic Studioの衝撃

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Appleが驚きの発表をしました。我々音楽・音響制作系のMacユーザーにとっては、の話ですが。Logic Studioと銘打った音楽ソフトのボックスセットが発売されたのですが、たくさんのプラグイン、エフェクト、音源などがてんこ盛りで、僕の予想としては30万ぐらいかな?と思ったら、なんと驚きの59,800円!Appleは音楽系のサードパーティをつぶす気でしょうか?

かつてビデオ編集の分野でFinal Cut Proが凄い勢いで普及したために、AdobeのPremiereがMacから撤退するという事態が発生しました。おかげでテレビ業界ではパソコンベースのノンリニア編集はMacとFinal Cut Proがデファクト・スタンダードとなりましたが、事実上Macのビデオ編集ソフトはそれ以外の選択肢が無くなりました。

あきらかにAppleは同じことをLogic Studioで、音楽ソフトの分野でやろうとしているようです。いや、あれだけの内容で59,800円という価格設定はそれ以上の衝撃でしょうね。(Final Cut  Studioは148,000円)Appleはアプリケーションで儲からなくても、Macが売れればいいわけです。実際、MacとこのLogic Studioを買えば、他になにもなくてもほとんどの音楽系ソフトの需要はまかなえてしまいます。これで「クリエイティブ・ツールとしてのパソコンならMac」という評価はますます強固なものになるでしょうし、それこそがAppleのねらいだと思います。

ですが、今までMac市場で音楽ソフトを売ってきたサードパーティはたまったものではありません。このブログでも時々取り上げてきましたが、僕は20年来のPerformer(Digital Performer)ユーザーです。これは最も歴史のあるMac用音楽ソフトの定番ですが、今回Appleが市場に投入したLogic Studioという爆弾によって、ビデオ編集ソフトの分野でMac版のPremiereが消滅したように、Digital Performerが消滅してしまう危険性が出てきました。そうなったら非常に困ります。僕にとってDigital Performerは手足のようなツールですから。

…とは言っても、Logic以外のソフトだけでもあの内容で59,800円は魅力ですから、僕もLogic Studioを買ってしまうかもしれませんが…(^^;)。

2006年5月 1日 (月)

MOTU UltraLite 導入!

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※写真はクリックで拡大

MacBook Proを仕事で本格的に使うべく、新しいオーディオインターフェイス "UltraLite" を導入しました。上の写真のヘッドホンが乗ってる黒いボックスがそれです。(奥にあるのはMacBook Pro。)一通りテストしたところ、思った以上に快適に動作してくれました。メインアプリのDigital Performerがまだインテルに対応していないのでスピード的に使い物になるかが問題でしたが、思いのほか軽快です。以前のPowerBook G4+Digigram VXPocket 440よりも遥かに機敏に動作してくれます。これは嬉しい誤算。安定度も問題ありません。音質的にも機能的にも、UltraLiteは上位機種の828mkIIと比べても全く遜色ないと言えると思います。それでこの小ささですから、モバイル用途にはベストですね。これで少なくとも音効の仕事の用途ではMacBook Proが本格稼働できそうです。

未対応でもこれだけまともに動くんだから、Digital Performerと各種プラグインソフトがインテルに対応してくれれば、本当にMacBook Proだけですべての仕事が賄えそうです。大げさでなくMacBook ProとUltraLiteがあれば「どこでもモバイルスタジオ」が実現しますね。すごい時代になって来たなあ…。

2005年6月18日 (土)

Synful Orchestra

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一部ではかなり前から話題になっていたようですが、Synful Orchestraというソフトシンセがすごいっす。サイトのデモ曲をまずは聞いてみてください。

いわゆる物理モデル(バーチャル・アコースティック)音源ですが、オーケストラの弦楽器と管楽器に特化してます。今までの物理モデル音源にありがちな「あんまりリアルじゃないけど、アコースティック楽器とシンセサイザーの中間のような独特の質感の音」というイメージを脱した、びっくりするほど生に迫ったリアルな、色気のある音を聞かせてくれます。サンプリングのオーケストラ音源が苦手とする弦楽四重奏などの小編成の音、ソロバイオリンなどが「使える音」で鳴ってくれます。ちょうどQuantum Leap SYMPHONIC ORCHESTRA (QLSO) が苦手とする表現をカバーしてくれる感じ。

…というわけで、私はダウンロード販売で「即買い」してしまいました(笑)。私にとっては待ちに待った、ようやくYAMAHA VL1を超える物理モデル音源シンセが出てくれた、という感じです。あと、特筆すべきなのは「軽い」こと。PowerBookでも動かしてみましたが、楽々動きます。かなり大編成のデモ演奏がPowerBook G4 1.25GHzで余裕で演奏できます。こりゃいい買い物でしたわ…。

ダウンロード購入したらデモ用のMIDIファイルが付いて来ました。中を見るとコントロールチェンジの#11(エクスプレッション)だらけです。CC#11で管楽器なら息の強さ、弦楽器なら擦る強さをコントロールしてるんでしょうね。サンプリングだとただ音量が変化するだけですが、Synfulは音色がリアルに変化すると言うことなんでしょう。そのCC#11に値に対する音色変化がミソなんでしょうね。

ここ10年以上、シンセの出音で「びっくりする」ということはめっきり無かったんですが…。初めてHDストリーミング機能を持ったギガサンプラーが出始めの時は、物量のインパクトはありましたが、ソフトサンプラーが普及して、最近はそれも当たり前になって食傷気味でした。このSynfulはDX7を初めて聴いた時や、フェアライトやイーミュレーターなどの初期のサンプラーを初めて聴いたときに匹敵するインパクトかもしれませんね。いやあ、長生きはするもんです(笑)。この調子でオーケストラのみならず、いろんなジャンルの音源を出して欲しいです。生楽器のシミュレーションだけでは「すごいけど、所詮生楽器の代用品じゃん」と言ってしまえばそれまで。しかしこれだけの技術があるんだから、今まで聴いたことが無い音をクリエイトするタイプのシンセもいずれ期待できるんじゃないでしょうか。いずれにしてもサンプリングのオケ音源にこれ以上お金をつぎ込む気は全く無くなってしまいました。重いし、高いし、Synfulのような表現はどんなにサンプリングで頑張ってもあり得ないし。QLSOとこいつがあれば、もう十分でしょう。

2005年4月25日 (月)

T.C. electronic Master X5

18c53c558c4a2644b69ac7787aa16b40 TC PowerCore用のプラグイン・エフェクトMaster X5を購入しました。いわゆるマルチバンド・コンプレッサーです。現在、昨年から予告しつつもなかなか完成しないニューアルバムのリミックス&マスタリング作業をやっていますが、その仕上げに使うためです。

いや〜。これは素晴らしい!最終の2ミックスになった段階で通すのですが、ただ通すだけで20%ぐらい音が良くなったような気がします(笑)。これは帯域を5分割してコンプをかけるのですが、TC PowerCoreにはデフォルトでMaster X3というのがバンドルされていました。これは帯域を3分割するタイプですが、これでもとてもいい感じの効果を出していたのですが、別売のこの上位バージョン、Master X5はそれを遥かに上回る素晴らしさ。質のいいコンプというのは味をしめるとやたらと使いたくなる麻薬的な魅力があるものですが、やりすぎるとどうしても不自然な感じになってしまいます。しかし、このMaster X5はかなり大胆にかけてもナチュラルな音質を保ってくれるんですよね。それどころか、そこはかとなく上品な、柔らかくて気品さえ感じさせる音質になってくれます。これはいい買い物でした。

というわけで、音質には文句なしなんですが、それ以前に問題が…(^^;)。買って来たパッケージはなんと今時Mac OS 9オンリーのバージョン。なんとそのままではOS X環境では使えないのです。OS Xが出て既に5年、今時そんなソフトが売られているとは思いませんでした…(^^;)。で、OS X対応のバージョンをWebからダウンロードしなければならないのですが、その手続きや方法が煩雑で、何度も何度やり直し、サポートと5〜6回メールや電話でやり取りして3日ぐらいかかってやっと完全にインストール出来ました。いや〜、参った。いくら音が良くても、これじゃあ品質以前に商品として失格です。音質的には文句なしなだけに、このようなパッケージの不手際の問題で評価が下がるのは何とも残念。T.C. electronicさんは気を引き締めてもらいたいですね〜。

しかしながら今日はこのプラグインのおかげで仕事がずいぶんはかどりました。もうルンルン気分です(笑)。(←単純なヤツ(^^;)。)

2004年10月15日 (金)

Sculpture

13c12752d2208926ea91380c594fa7b1 emagicからAppleブランドへと移行したLogic Pro 7には"Sculpture"という新しいモデリング音源のソフトシンセがついてきますが、これは良さそう!デモ演奏を聴いてみましたが、久々に「欲しい!」と思わせるシンセが現れたと思いました。このエレクトリックとも、アコースティックともつかない質感が、私好みです(笑)。

私はモデリング系の音源としてYAMAHAのVL1を持っていますが、もうこれは10年ほど前に買ったものです。モデリング音源は、その後も一般的にはあまり盛り上がることが無かったのですが、サンプリング音源では絶対出せない表現力があり、しかも「いかにも電子楽器」と言う感じでもない独特の質感があります。Sculptureは10年経過しただけあって、音のバリエーションはVL1よりかなり広そうですね。VL1は2音までしか和音が出ないけど、Sculptureはそう言う制限も無いし…。これは使ってみたい。

しかし、これだけのためにLogic買うというのもなあ…。Digital Performerのプラグインで使えるというわけでもないし。これだけ単体で売ってくれないかなあ。AU版出してくれ〜!

2004年10月 3日 (日)

Digital Performer 4.5登場

Cinema ついにApple純正ソフトとなったLogic Pro 7の発表の後を追うように、私がメインで使ってる音楽ソフト、Digital Performerの最新版Version 4.5の発表がありました。

MOTUのdp 4.5オーバビュー(英語)

N@Blogさんに日本語の詳細な解説が載っています。

dp 4.5 の詳細(1)
dp 4.5 の詳細(2)

全体的な印象として、Logicのびっくりするような多機能、高機能路線に対して、今までのものにより磨きをかける、堅実路線のバージョンアップのようですね。確かにLogicの派手で目を引く新機能は魅力ですが、実際の曲作りではそれよりも地味な操作性や使い勝手の良さが重要だったりするので、DPはDPとして、着実な路線を歩んで行ってもらえばいいかなと思います。

2004年9月16日 (木)

再び、ECLIPSE TDを試聴

今日は別なお店で再びECLIPSE TDを試聴してきました。512モデルです。うーん、全然印象が違う(^^;)。前回ほどハイエンドの伸びの無さを感じません。ついでにGENELECの新型も出ていたので、聴き比べましたが、やはりハイエンドの伸びはGENELECの方が上ではあるものの、まあそんなには気にならないかな、という程度の差でした。それになんと言っても512の醸し出す音像のリアリティはやはり尋常じゃない。この辺はGENELECの遥かに上を行ってます。

前回は試聴の環境が良くなかったのかな…?そう言えば前のお店は試聴ルームが雑然としていて、あまりきちんと管理されてない感じでした。今日の試聴でかなり心が動きましたね〜。今日聞いたのはROCK ON CAMPANYという渋谷にある楽器屋さんですが、店員さんがとても親切で、自分の部屋で試聴した方がよくわかるだろうから、なんなら試聴用に貸し出してもいいですよ、とまで言ってくれました。地下の仕事場が完成したら、お願いしようかな…。どうせなら5.1chサラウンドの環境で借りられるといいんだけど…(^^;)。

2004年9月12日 (日)

ECLIPSE TDを試聴

     ECLIPSE TD
   左から512, 508, 307

5e59127368846312ad553f4c94bb46f5 現在新しく自宅スタジオに導入するサラウンド用のスピーカーを物色中です。今注目してるのは富士通テンのECLIPSE TDというスピーカー。以前から気になってはいたのですが、高橋全氏が絶賛して自ら導入したので、こりゃ一度じっくり試聴してみなきゃ、と思って今日行ってきました。ご覧のようにゲゲゲの鬼太郎のオヤジの後頭部を流線型にしたような、独特の斬新なデザイン。しかし、これは単に奇をてらったデザインというわけでなく、「タイムドメイン理論」という音響工学に基づいたデザインなのです。

聴いてみたのは512508というモデル。サブウーハーの316SWも繋がった状態です。音源は一番身近なCDということで、「素敵な宇宙船地球号 サウンドトラック&セレクション」。まず508ですが、前評判通り楽器の定位の正確さ、音像のリアリティがすごい。これはちょっと他のスピーカーでは得られない世界かもしれません。これがタイムドメイン理論の成果なんですね〜。

次に512ですが、こちらはさすがに最上位機種、一段とスケールアップした音像を聴かせてくれます。中低域の豊かな質感は素晴らしいです。特に「サウンドトラック&セレクション」の中ではウォンウィンツァンさんの2曲と、中村由利子さんのピアノソロがよかった。つまり、アコースティック・ピアノの表現が特に秀逸なんです。冗談抜きで、すぐそこに生ピアノがあるかのような錯覚を覚えます。これはすごいです。

ただ…両モデルに共通することなんですが、ECLIPSE TDシリーズ全ての欠点と思われる部分も感じられました。それは…「ハイエンド(超高域)の伸びが足りない」ということ。普段使ってるGENELECのスピーカーと比べると、明らかに「こもった音」に聞こえてしまいます。フルレンジ一発のスピーカーなんだから、その点は無理もないのかも…。低音はサブウーハーで補えますが、もしこれにツィーターを足してしまったら、ECLIPSE TDの最大の長所である定位の良さ、音像のリアリティは台無しになってしまうんでしょうね。フルレンジ一発だからこそのタイムドメイン理論でしょうから。

家に帰ってから同じ「サウンドトラック&セレクション」を自分のGENELECのスピーカーで聴き直してみましたが、ECLIPSE TDとは全く逆のように聴こえました。GENERECはハイエンドまで伸びた美しい音なんだけど、比べるとなんだかあまり現実感がなく、人工的な音に聴こえる。映像に例えるなら、ECLIPSE TDは美しい自然の風景を映した実写映像。でもコントラストが低い。GENELECは美しく、メリハリのきいたピカピカのコンピュータ・グラフィックス。でもリアリティはあまりない。…そんな印象を受けました。

惜しい。全く惜しい…。ハイエンドの問題さえなければ即決で買っても良かったのに…結局悩みが深まってしまった(^^;)。だけど、ECLIPSE TDシリーズはこんど712zというニューモデルを出すんです。

      ECLIPSE TD 712z
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これは512のさらに上位モデルとなる、いわば究極のタイムドメイン・スピーカー。なんでも「高域再生周波数帯域も、従来の17kHzから20kHzまで拡大することができました」…なんだとか。うーん、これを買えってことか(笑)?…でもこの712zは一台30万。サラウンド用に5台買ったら、それだけで150万。…う゛〜〜〜〜む(^^;;;)。