PR

本日のつぶやき

2017年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

最近の記事

最近のコメント

無料ブログはココログ

« TPPは金融マフィアの、金融マフィアによる、金融マフィアのための、庶民を食い物にする制度。TPPによって日本でも遺伝子組み換え作物が蔓延し、庶民は満足な医療が受けられなくなる危険がある! | トップページ | スプートニクの記事に刻一刻と追い詰められていくIS、イスラエル、金融マフィアの窮状を見る。…しかし日本は相変わらずで、日本だけが取り残されてしまうのではないか…そんな不安も。 »

2015年10月 8日 (木)

総理の記者会見はなぜ「出来レース」になってしまったのか?なぜ大手マスコミは「マスゴミ」と揶揄されるまでに堕落してしまったのか?…その原因は「記者クラブ」という日本の報道機関特有の制度にある。

面白い!と思った方はクリックお願いしますm(_ _)m

先の国連総会での安倍首相の記者会見が、記者にあらかじめ質問を出させ、答えを事前に用意するという「出来レース」だったことを暴露する記事が出ています。

安保法案の成立後、ニューヨークで国連総会に出席した安倍首相。帰国前に現地で記者会見を開き、国連の安保理常任理事国入りに言及したことなどが日本でも華々しく伝えられた。しかし、その会見をめぐって外国の記者から強い批判が浴びせられたことは、日本では伝えられていない。そこで外国人記者が感じたのは、日本のメディアと政権との癒着だった。(アイ・アジア編集部)

「もう1つ、質問が有る。あなたはシリアの難民問題で支援を表明したが、なぜ難民を受け入れないのか?」
ロイター通信の記者がこう質問すると、通訳を通して質問を理解した安倍首相の表情が強張った。実は、その質問に慌てたのは安倍首相だけではなかった。会見場にいた日本人記者全員が「予定外」の質問にざわめきたったのだ。

日本時間の9月30日朝に行われたニューヨークでの安倍首相の会見。「予定外」の質問とはどういうことなのか。アイ・アジアが入手した首相官邸の資料や取材に応じたアメリカ人記者の話によると、この会見では、質問者も質問内容も予め決められていたのだ。つまり、出来レース会見だったのである。

安倍首相は世界に恥を晒してしまいましたね。しかし、この問題は安倍首相だけの問題ではありません。日本ではこのような「出来レースの総理記者会見」が常態化しているために、こうするのが当たり前で、誰も問題視しないのです。つまり、大手マスコミ各社も「出来レース」を容認しているグルだということです。

この記事を掲載した「アジアプレス・ネットワーク」はアジアを中心に世界の様々な問題を伝えていこうとするフリー・ジャーナリストの集団です。つまり、大手マスコミとは正反対の立場の「独立系メディア」です。こういうメディアだからこそ、この問題が表に出てきたのです。

というのは、日本の大手マスコミ各社は「記者クラブ」という組織を作って、これが権力側との癒着・慣れ合いの温床になっているからです。具体的に言うと、総理の会見を始め、政府や公的機関の記者会見はこの記者クラブが主催していて、記者クラブに加盟しているマスコミの所属記者以外は、質問させないようにしているのです。全ての記者会見で事前に質問を出させているわけではないでしょうが、そうでなくても記者クラブ所属の記者は、相手が返答に困るような厳しい質問はしません。なぜそんなことになってしまうのでしょうか?

それは相手を困らせるような厳しい質問をすると、権力サイドから圧力がかかり、次からは記者クラブから村八分になってしまって、質問できなくなってしまうからです。単に記者会見で質問が出来無いだけでなく、時々権力側は記者クラブメディアに対して、内部情報をリークすることがあります。たまに「情報筋によると…」といったような前置きで「なんでこんなことが事前にわかるのだろう?」というような情報が新聞やテレビのニュースで伝えられることがありますよね?例えば今回の組閣で、「丸川珠代議員が初入閣」とか、普通なら公式発表まではわかるはずがない情報が事前に漏れることがあります。しかも一社だけのスクープではなく、各社横並びで同じ情報を伝えています。これは権力側が記者クラブメディア限定で意図的に情報をリークしているからです。

こういったリーク情報が、記者クラブから村八分になるとその社だけもらえなくなるわけです。従ってこうした記者クラブメディアだけの「特権」を失わないために、権力側の機嫌を損ねるような、質問・記事は記者クラブメディアからは出なくなる…とまあ、大雑把に言えばこういうからくりがあるのです。

こうした記者クラブ制度が温床になった、権力とマスコミの「慣れ合い体質」が常態化することによって、しまいにはこんなことまで当たり前になってしまったわけです。

まさに日本のマスコミは権力に「飼いならされている」と言わざるをえない状態です。アジアプレス・ネットワークの記事にもあるように、本来記者会見は「市民を代表してジャーナリストが権力者に挑む場」であるはず。日本のマスコミにはもはやジャーナリズムは存在しないと言われても仕方ないでしょう。近年マスコミのことを「マスゴミ」と揶揄する人が多いですが、こんな状態ではそれも無理もないでしょうね。

つい最近も、ビデオニュース・ドットコムの神保哲生さんが自分の番組で、安倍首相が自民党の総裁に再選された時の記者会見を例に上げ、この事を問題にしています。

※ビデオのコメント欄より

記者会見は首相の独演会ではない

 自民党の両院議員総会で総裁に再任された安倍首相は9月24日、記者会見を行い、「一­億総活躍社会」の新たなスローガンを発表するなど、新たな政策課題に挑む姿勢を強調し­た。

 ニュースでは安倍新総裁が気持ちよさそうに新総裁としての抱負を語るシーンが流れてい­たが、残念ながらこのニュースは最も重要な情報を伝えていない。これはとんだ茶番であ­り、とても記者会見と呼べるような代物ではなかったのだ。

 記者会見は安倍首相が独演会よろしく、左右に配置されたプロンプターを見ながら自らの­抱負を開陳した後、あらかじめ記者クラブと党の間で打ち合わせた質問が、記者クラブの­幹事社から読み上げられ、それに続く質問もすべて自民党の記者クラブである平河クラブ­の記者のみに許されていた。そのため、自動的に日本の首相となる自民党の総裁の再任の­会見であれば、当然質されなければならない、もっとも基本的な疑問や問題が何一つ正さ­れないまま、新総裁は記者会見という市民の重要なチェックポイントをいとも簡単にクリ­アしてしまった。

 あの会見は、野田聖子衆議院議員が総裁選出馬の強い意思を表明しながら、20人の推薦­人を集めることができず、無念の立候補断念を記者会見で発表した、いわくつきの総裁選­を受けたものだった。報道各社はこぞって、安倍首相周辺から野田議員の推薦人予定者に­対して、激しい切り崩し工作が行われている様を報道していた。

 もしそれが本当だとしたら、安倍首相陣営は公認権や政党助成金の配分権、人事権など総­裁の権限を盾に、対立候補の出馬を捻り潰したことになり、民主主義の基本的ルールに反­したことを行ったことになる。民主的なプロセスで権力の座に就いた者が、最もやっては­ならない行為が、その権力を自らの権力の永続化のために利用することだからだ。これは­最も警戒すべき権力の濫用であり、暴走に他ならない。

 総裁就任の記者会見を行う以上、安倍首相はその疑問に答えなければならなかったし、記­者はそれを質さなければならなかった。安倍首相自身が野田氏の推薦人の切り崩しを指示­したのか。もししていないとすれば、そのようなことが行われたことを首相は知っていた­のか。知っていたとすれば、それをやめるように指示すべきではなかったのか。

 新聞やテレビで大々的に報じられていたことなので、首相が何も知らなかったということ­は考えにくいが、もしも首相が本当に何も知らなかったのであれば、われわれはそれを首­相自らの口から聞く必要があった。それをしなければ、安倍首相の自民党総裁として正統­性に疑義が生じてしまうからだ。

 安倍政権、そして自民党は記者会見を茶番劇に貶めることで、政権の正統性を強化する絶­好の機会を自ら摘んでしまった。また、平河クラブに所属する報道機関は権力をチェック­するというジャーナリズムの最も基本的な責務を、その最高レベルにおいて放棄し、公共­の利益をこれ以上ないくらい大きく損ねてしまった。

 政権の正統性の根幹に関わる問題で、適正な手続きを踏むことができない自民党と安倍政­権の現状と、それをチェックする能力を失ったマスメディアの体たらくについて、ジャー­ナリストの神保哲生と社会学者の宮台真司が議論した。

…こうした批判も、ビデオニュース・ドットコムのようなインターネットを使った独立系メディアだからこそ出来るのです。この記者クラブという「権力とマスコミの癒着の温床」を無くさないかぎり、大手マスコミにまともなジャーナリズムが復活することはあり得ないでしょうね。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

おまけです。先日紹介した「らっきーデタラメ放送局」の「マスコミや政府、金融マフィアが広めているプロパガンダ情報に騙されないためにはどうしたらいいか」を解説したビデオの後編が出ていましたので、貼っておきます。マスコミにだまされないために、大いに参考になると思います。

« TPPは金融マフィアの、金融マフィアによる、金融マフィアのための、庶民を食い物にする制度。TPPによって日本でも遺伝子組み換え作物が蔓延し、庶民は満足な医療が受けられなくなる危険がある! | トップページ | スプートニクの記事に刻一刻と追い詰められていくIS、イスラエル、金融マフィアの窮状を見る。…しかし日本は相変わらずで、日本だけが取り残されてしまうのではないか…そんな不安も。 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« TPPは金融マフィアの、金融マフィアによる、金融マフィアのための、庶民を食い物にする制度。TPPによって日本でも遺伝子組み換え作物が蔓延し、庶民は満足な医療が受けられなくなる危険がある! | トップページ | スプートニクの記事に刻一刻と追い詰められていくIS、イスラエル、金融マフィアの窮状を見る。…しかし日本は相変わらずで、日本だけが取り残されてしまうのではないか…そんな不安も。 »