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2015年8月23日 (日)

安保法案を推進する安倍総理も、それを批判する私達国民も、実際の戦争を体験していない。「実際の戦争の現実を知らずして、安保法案を語るなかれ」戦争体験者の貴重な証言。

毎日ニュースでいろいろな形で話題に登る「安保法案」ですが、これを作った安倍政権の閣僚も、それを支える官僚も、もちろん安倍首相自身も、実際の戦争を体験したわけじゃないですよね。それに賛成したり、反対したりしている我々国民も、大半はそうでしょう。なにせ戦後70年ですから、終戦の年、1945年生まれでも今年70歳なわけで、実際に物心ついた年齢で戦争を体験した世代となると、少なくとも80歳以上、更に兵隊として戦地で戦った経験がある方は90歳代になっておられるわけです。

しかしだからこそ今、実際に戦争を知っているこの先輩方の話に耳を傾けるべきなんじゃないでしょうか?自然の摂理として、戦争を知っている世代の話を聞ける機会は、年々少なくなっていくことは避けられません。それ故に、安保法案で揺れる今こそ、真剣に私達は耳を傾けるべきだと思うのです。

僕は「テレビよりもラジオのほうが信頼できるメディアなので、よくラジオを聴く」という話を前々回の記事で書きましたが、様々な番組で「戦後70年」の特集がシリーズで組まれています。なかなかいい番組が多く、戦争を体験した世代の方々の様々立場からの証言をたっぷり聞かせてくれるのです。テレビだとそうした証言が出ることはあっても、ストーリー重視で証言自体は短くカットされてしまい、あとはナレーション等で処理されることが多いですが、そこは「ラジオの強み」でしょうか、かなり時間をとって本人の直接の言葉を紹介しています。ぜひ聞いてみてください。


【戦後70年~敗北の始まり「ミッドウェー海戦」の真実。「戦争は日本の指導者が国民を騙して始めた!」元海軍兵怒りの証言。|報道するラジオ(2015/07/24) 】

ゲストは真珠湾攻撃、そして太平洋戦争のターニングポイントとなった「ミッドウェー海­戦(1942年6月)」に参加した、元海軍兵で空母「飛龍」の乗員の瀧本邦慶さん(9­4歳)。実際に戦争を体験した人でなければ語れない、ものすごい迫力の証言です。

以下、瀧本さんの証言より。

「ミッドウェー海戦で敗れた時、機密を守るため、日本軍の駆逐艦が自ら空母「飛竜」を­魚雷で沈めた。しかし、日本国内ではそうしたミッドウェー海戦の真実は一切報道されな­かった。国はいざとなったら国民に本当のことを知らせず、どんな嘘でもつく。そのこと­を一般の方に知らせたい」

「海軍は差別が激しかった。将校と自分たち下士官兵では人間と虫けらほどの差がある。­『お前らは虫けらと一緒や。どれだけ死んでもいくらでも補給できる』と将校にしょっち­ゅう言われた。それが軍隊の本当の姿」

「その後配属されたトラック島では、4万人の兵士のうち2万人が餓死。毎日仲間の兵士­が餓死していく。自分も与えられる食料は一日小さな芋一つで、ジャングルから採って来­た木の葉を海水で煮て食べて飢えをしのいだ。そんな状態でも上官は銀めしを食べていた­」

「そんな経験を経て気持ちが変わった。17歳の時は軍国少年で志願して軍隊に入ったが­、『これはおかしい、国に騙された。こんな死に方があるか?南洋の島で骨と皮になって­のたれ死んで、椰子の木の肥やしになって、何が国のためだ!』そう思った」

「もう敗戦が決定的になっても、原爆を落とされるまで戦争を止めることができなかった­のは、日本の指揮官が腐っていたから。彼らにとっては自分のメンツだけが大切だった。­今の官僚と一緒。今の国自身がそうですよ!…私らに言わせれば。昔とひとつも変わって­いない。彼らが考えているのは己の出世と、己の命だけを大切にする…この2つだけ。政­治家も含めて。戦争を始める奴は、絶対に戦地には行かない」


【戦後70年~「特攻」の真実|元特攻隊員の岩井忠熊さん(93歳)に話を聞き、岩井さんはなぜ特攻に志願したのか、なぜ特攻のような異様な戦法が生まれたのかを考えます|報道するラジオ(2015/07/31) 】

以下、岩井さんの証言。

海軍の教官たちは「このままでは日本は戦争に勝てない。一体どうしたら大勢を立て直せ­るのか、自分たちにもわからん。奇想天外な戦法が必要だ」と自分たち学生に言っていた­。

当時「危険な任務には長男は充てない」という慣習があった。自分は10人兄弟の末っ子­なので、海軍当局から見れば一番に殺すのに適当な人間だった。特攻要員は志願制だが、­志願しないと「お前は海軍のクズだ」と殴られる。

志願して魚雷艇訓練所に行ってみて、その任務が「震洋」と呼ばれるモーターボートに爆­薬を積んで敵艦に体当たりするという、死を前提としたものだと知った。これに対してい­わゆる「人間魚雷」は「回天」と言う。更に潜水服を着た兵士が、爆弾を敵の船底に押し­付けて、自分もろとも爆破する特攻は「伏龍」と呼ばれた。

「死を前提として戦う」というのはおかしいとは思ったが、特攻要員でなく、一般の航海­士になってもこれまたやたらに危ない。どちらにしても死ぬんですわ。

特攻は今考えれば「愚行」としか言いようがない。しかし当時、海軍水練学校の校長だっ­た大森中将に「自分たちが不甲斐なく戦争は負けが込んでしまい、挽回するには諸君に死­んでもらうしかなくなった。誠に申し訳ないが死んで欲しい」と深々と頭を下げられた。­中将にそこまで頼まれて嫌とは言えんと言う思いが、当時の自分たちの中にはあった。

戦争で死ぬのは若者。指揮している人たちはずっと後ろにいる。戦争に参加しろと言われ­た時「嫌だ」といえる社会じゃないと安心できない。皆さんが戦争なんかに引き込まれな­いようにして欲しい。これが自分の愚かな経験から来た願い。そのための希望は、日本国­憲法にあると私は信じている。

正しい情報が得られなければいけない。今の日本も正しい情報が公開されているとは言え­ない。アメリカと日本の間でどんな話し合いがされてるかが明らかにされていない。おそ­らくこれを公開すると秘密保護法に触れるだろう。情報が自由に得られることと言論の自­由、これが保証されることが非常に重要。


【長崎・原爆の日、被爆体験の当事者達が今、思うこと。自らが被爆者で元長崎放送の記者、船山忠弘さん、被爆二世の会・長崎会長 佐藤直子 さんに話を聞く|荻上チキ Session-22(2015/08/10)】


【戦後70年~12万人以上いた戦争孤児。彼らがどんな生活をしていたのか、孤児として京都で生活した奥出廣司さんの証言、戦災孤児の研究を続けてきた本庄豊さんに話を訊く|報道するラジオ(2015/08/21)】

…皆さんはこれらの証言を聞いて、どんなことを感じられるでしょうか?

「実際の戦争の現実を知らずして、安保法案を語るなかれ」…僕はそう思います。

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