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2011年3月

2011年3月31日 (木)

チェルノブイリ原発事故の真実・現場で何があったのか?

チェルノブイリ原発事故発生から10年後の1996年に、テレビ朝日「ザ・スクープ」で放送された特集です。このころは民放の報道番組も、まだ骨のある内容のものがありました。

注目すべきはパート3の4分30秒ぐらいからの、キャスター鳥越俊太郎氏のコメント。「住民の放射能被害の許容基準を従来値の10倍、50倍に引き上げた、という記録がある。つまりそうすると、被害がだんだん少なくなっていくんです。被害隠しなんですね」と発言しています。

これ、今日本で進行していることと全く同じです。

放射性物質:食品や飲料水、規制値緩和へ 食品安全委(毎日新聞)

  食品や飲料水に含まれる放射性物質について、内閣府の食品安全委員会は25日、暫定規制値の根拠となっている健康への安全性の許容範囲を広げる方針を固め た。これを受け、厚生労働省は現在より緩やかな規制値を策定する見通し。暫定規制値は厚労省が17日に急きょ策定。原子力安全委員会の「飲食物摂取制限に 関する指標」を用い、水や食品から1年間に摂取するヨウ素を50ミリシーベルト以下、セシウムを5ミリシーベルト以下としている。
【小島正美、中西拓司】

その他にも「デジャヴか?」と思うほど、チェルノブイリと現在の福島原発事故で起こっていることには共通点があります。

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2011年3月28日 (月)

政府の発表、マスコミの報道を信じてはいけない!

今朝、NHKの情報番組「あさイチ」でとんでもないデタラメが放送されていました。東大のNという放射線治療が専門の学者が、「水道水の放射線が 100ベクレルを超えたら乳児には飲ませるべきでない、という日本の基準値は、ヨーロッパに比べると非常に厳しい基準で、実際には1トン飲まない限り体に 影響はない」と言っていたのです。

これは全く逆で、WHOが定めている世界基準は1ベクレル。すなわち、「100ベクレル未満なら乳児でも安全」としている日本の基準はWHOの基準より「100倍緩い」のです。しかも既に述べたように、日本の安全基準は原発事故が公になってから後の今年3月17日に、ヨウ素は30倍、セシウム20倍に基準を引き上げた「暫定基準」に過ぎません。これが安全である科学的根拠などどこにもないのです。

しかも、政府は食品や飲料水に含まれる放射性物質の規制値をさらに緩和しようとしています。

放射性物質:食品や飲料水、規制値緩和へ 食品安全委(毎日新聞)

  食品や飲料水に含まれる放射性物質について、内閣府の食品安全委員会は25日、暫定規制値の根拠となっている健康への安全性の許容範囲を広げる方針を固め た。これを受け、厚生労働省は現在より緩やかな規制値を策定する見通し。暫定規制値は厚労省が17日に急きょ策定。原子力安全委員会の「飲食物摂取制限に 関する指標」を用い、水や食品から1年間に摂取するヨウ素を50ミリシーベルト以下、セシウムを5ミリシーベルト以下としている。
【小島正美、中西拓司】

…こんな非常時だからこそ、厳密に基準を適用するべきではないのでしょうか?政府は全く逆のことをやっています。

今、政府、官僚、東電、マスコミ、御用学者、これらが束になって大量の「安心・安全デマ」を流し、私たちを洗脳しようとしています。彼らは原発利権 の甘い汁を吸ってきて、それを何としても手放したくないので、この期に及んでも「大丈夫、安全です」「体に影響の出るレベルの放射線ではありません」と、 マスコミを通じて呪文のように唱え続けています。騙されてはいけません!彼らは国民の安全など二の次で、自分たちの利権を守ることと、責任を逃れることしか頭にないのです。

インターネットを検索すれば、彼らの「安心・安全デマ」がでたらめであることを示す情報がいくらでも出てきます。その中の分かりやすいものを一つご 紹介しましょう。放射線リスク欧州委員会のクリス・バズビー教授のインタビューです。皆さんもマスコミ情報を鵜呑みにせず、ご自分で納得いくまで調べ、自 分の頭で考えて判断するようにしてください。

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Press TVとクリス・バズビー教授とのインタビュー
2011年3月24日付 (Press TV)

中村隆市ブログ 「風の便り」より引用)

日本の当局は、原子炉からの放射線物質漏えいを軽視し、最小限の危険性を市民に知らせることの重要性を軽視しているが、実際はその反対を行うべきである。

バスビー教授はロンドン在住の放射線リスク欧州委員会(ECRR)の委員である。彼は今回の日本の原発事故はチェルノブイリのレベルあるいはそれ以上で、東京が危機にさらされている可能性があると警告した。

Press TV:日本で起こっている原発事故による放射線漏えい状況はどれくらい深刻ですか?

バスビー教授:この状況は、チェルノブイリ事故に非常に似ています。最初は、誰もかも大した事故ではないと言い、次に多量の放射線が漏えいしているわけではないと言い、そのうち、問題が深刻になるにつれて、立場が後退していきました。

現時点では、おそらくチェルノブイリに非常に近づいていると感じています。コミュニケが多く出されていますが、私は信じていませんし、事実に基づく情報が十分に提供されているとも思いません。私は膨大な量の放射能がすでに原発から放出されたと推定しています。

たとえば、昨夜のIAEAのウェブサイト情報によれば、汚染は原発から58キロ範囲にまで広がっているという。このレベルはチェルノブイリの立ち入 り禁止区域のレベルの2倍になります。チェルノブイリの立ち入り禁止区域は30キロだった。既にこのレベルで大きな事故になっているわけです。

Press TV:あなたはコミュニケを信じていないとおっしゃいますが、なぜ、日本のメディアは間違った情報を報道し、IAEAからこれについての詳細な情報が出てこないのですか。

バスビー教授:IAEAは何が実際に起こっているのか知らないのだと思います。彼らは日本側当局が言う事を聞いているだけなのでしょう。原子炉内の 放射線レベルが余りにも高いので、そこに近づくことはできません。近づけば死ぬだけです。というわけで、原子炉で何がおこっているのか誰も知ることができ ないのです。それが問題なのです。

そして、制御室にある原子炉で何が起こっているかを測定する計器類がすべて破壊されています。これでは、何が起こっているかを知る方法はありませ ん。彼らは必死に燃料棒と原子炉そのものを冷やす水を注ごうとしています。ということは原子炉内部には水は入れられないということなのでしょう。

これらは、IAEAが公表している濃度です。これは、信じるとか、信じないとかの問題ではありません。それは入手可能な事実に基づいて、何が起こっ たかを推測することです。入手可能な事実は2つです。第一に原発からかなりの距離の場所でも放射線レベルが非常に高いことです。第二に原発から少なくとも 50キロ以内の地点で地上の汚染レベルが非常に高いということです。

Press TV:あなたは、この事故がチェルノブイリと同じ、あるいはほぼ同じ位に大事件だとおっしゃっているわけですが、現時点で、これ以上、事態を悪化させないために彼らに何ができると思いますか?

バスビー教授:何も思いつきません。燃料は原子炉圧力容器内部で溶融したようです。少なくとも3つないしそれ以上の圧力容器の底部に溶融燃料が溜まっていると思われます。これが第一の問題でしょう。

そして、溜まった溶解燃料に水を注いで冷やすことはできません。分離されている燃料棒は、水を循環させることにより冷やすことができますが、熱い大 きな金属塊を冷やすことはできません。もう一つの問題は、原子炉1、2と3の使用済み燃料が爆発して、周辺地域の空気中に放出されたと推測されますし、お そらく海にも放出され、海水も汚染されていると推測されますが、手の打ちようはありません。

これまで、だれもこのような事故を見たことがありません。ですから、何ができるかを知ることは非常に難しいのです。私には解決策はありません、ただ祈るのみです。

Press TV:第3原子炉から黒煙が出たとか、また別の場所から白煙が出ているという報道がありますが。煙の色の違いは何を意味するのですか?

バスビー教授:私にできるのは推測だけ。我々が知っていることは黒い煙と白い煙が出ているということだけ。それについて私が言えることは、どちらの 煙も強い放射性がある、これは疑いの余地がありません。さらにこの煙には非常に熱い放射線微粒子が含まれており、光を反映していること、海方面あるいは風 向き次第で何処にでも飛んでいくだろうと感じています。

現在、約5日間、放射線リスク欧州委員会では、第一と第三原子炉の爆発から出て海に行き、最後に東京に戻ってきた空気の流れをモデリングしています。我々は観察したのは、気流が一旦外に出て東京上空を大きな輪を描き、それから日本を北上するということでした。

気流が逆転する前に沖縄を囲んだ。その地域では放射線量が突然高くなったので、そこの発電所で融解事故があったのかと考えた程だった。

ウランやトリチウムやヨウ素はもちろん、その他の放射線物質は本州を汚染しており、今や原発から遠距離に住む住民の健康に重大な影響を与えるものと思われる。

Press TV:日本では原発から20キロ以内に住む人々に避難命令が出されましたが、あなたが日本国内にいて意思決定の立場にあったらもっと広い地域の住民に避難勧告しますか?

バスビー教授:ええ、最初からそうします。実際、私たちは100キロ以上にしたらよいというアドバイスを欧州委員会のウエブサイトなどでしました。今や彼らは東京の住民を避難させることを考えなければいけないと思います。彼らはどこに避難させるという問題は悪夢です。

東京自体はヨウ素だけでなく種々の放射性成分のリスクにさらされています。その中には検出することが容易でないものもあります。トリチウムは、あらゆる場所にまき散らされ、遺伝的欠陥、ガンや様々な病気を発生させる可能性があります。

原子力産業はまだ使えるとか、原子力発電所の建設を続けようと説得しようと、あるいはウランの株価を下げさせないなどのために議論することは犯罪だと思う。人々はこの結果として死ぬことになる。彼らはできるだけ早くそこの人々を脱出させる必要がある。

Press TV:あなたは人々が死ぬと言っていますが、日本政府は、環境中により高い放射線レベルを認めたが、さして重要なことではないとか、人が通常のX線で浴びる程度の放射線量とか、それほど重要でないとか言っています。これについて、あなたのご意見は?

バズビー教授:犯罪と言って良いほど無責任です。チェルノブイリ事故の後、ガンや他の病気の発生率が増加されています。例えば、2004年にス ウェーデンで行われた研究では、チェルノブイリ事故で汚染されたスウェーデン北部の地域では住民のガン発症率は11%増えた。将来のことを考慮しなくて も、汚染地域でのガンの発生率がこの数字の2倍以上になる可能性さえあります。

問題は、これらの声明が出てくる根拠となっているリスクモデルは、時代遅れで正しくないということです。放射線防護国際委員会(ICPR)の事務局長は、このリスクモデルは、最大900倍エラーであると認めています。

そこで、われわれは様々な研究からこのモデルが間違って設定されており、日本の今回の被曝には有効でないことを知っています。人々はリスクモデルで予想されたよりもはるかに高い割合でガンに罹患する可能性がありますから、避難させる必要があります。

Press TV:ヨウ素が人々を放射線の影響から保護するという報道がありますが、本当に役に立ちますか、日本人はヨウ素を服用したりする必要がありますか?

バズビー教授:ありますね。人々は安定したヨウ素を服用すれば、甲状腺が放射線ヨードの吸収をブロックして、甲状腺ガンを増加させる効果の多くを軽減します。

チェルノブイリ事故の後、甲状腺ガンが大きく増加し、これは放射線ヨウ素が原因だとされています。あなたが通常のヨウ素を十分にとっていれば甲状腺ガンにはならなくて済みます。しかし、これは甲状腺ガンだけに限定されますし、甲状腺ガンの発生は稀です。

放射線放出の結果として起こる癌には、乳癌、白血病を含んだありとあらゆるガンがありますし、他の病気や先天性奇形や不妊の問題がチェルノブイリ事故の影響を受けた旧ソ連領土の全土で見られました。

Press TV:食物についてはどうでしょう? 放射線が検出された野菜や海産物についてのニュースが報道されています。米国はこの地域からの輸入を禁止していますし、EUもまた、コントロールしようとしています。

バスビー教授:私がこれから言う事は命を救いますし非常に重要です。人々は、安定ヨウ素の錠剤を服用し、子供たちに与えること。第二に、水は危機発 生以前に詰めた瓶詰の水を飲むこと、あるいは南部から純粋な水を持ってくること。ミルクは決して飲まない事。新鮮野菜や生鮮魚介類は食べないこと。缶詰食 品だけを食べてください。

この危機が続く限り、これらの行動が多くの生命を救います。

Press TV:最悪のシナリオは?

バスビー教授:最悪のシナリオは爆発が起こること、色んな物質が一緒になり強制的に爆発を引き起こすことです。

他の科学者は必ずしも同意しないかもしれませんが、私は可能だと考えています。1957年ソ連クイシトゥイムのマヤーク原発が爆発しました。使用済 み燃料が爆発し、同じ状況が起こりました。燃料タンクの水が沸騰してなくなり、燃料棒は融解して塊になり爆発しました。1000平方マイルの土地が汚染さ れました。この土地は、以来ずっと現在まで、放射能があります。これと同じ事が万一起これば、噴出した物質は、いたる所に散らばるでしょう。われわれは既 に物質の一部は米国に達したのではないかと疑っています。

最善のシナリオは、溶けて、地中に消散し、爆発なしというものです。ですが、それは放射線物質で非常に汚染されることを意味します。そして彼らはその上に砂、スレート等を積み上げ、それを約100キロ程離れたどこかに移し、塀で囲まなければなりません。

しかし、問題は日本の当局が放射線レベルが低いと言っていることと、人々が30キロゾーンの外に住むことができると言っていることです。彼らは、原 子力発電所を建設し続け、ウランを採掘し続け、沢山のお金を儲けたいのだと思います。これは、犯罪と言っても良いほど無責任です。

ソース
http://www.presstv.ir/detail/171460.html

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2011年3月25日 (金)

武田邦彦 原発の正体

関西ローカルの番組「たかじんのそこまで言って委員会」より。中部大学教授で物理化学的手法を用いた原子力、材料、環境などの研究をしている武田邦彦氏のインタビューです。原発の危険性の原因は「技術」じゃない、と武田氏は言います。原因は人間の安全よりも自分の責任逃れの方を重視している「人の心」だと。そういう人間が原発を管理している限り、事故はなくならない、と武田氏は言います。

武田氏のブログはこちら

それにしても「たかじんのそこまで言って委員会」は関西ローカルとはいえ、地上波テレビ番組でありながら良くここまでの内容を放送しましたね。拍手!

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2011年3月24日 (木)

田中優氏解説「関東東北大震災・原発について」

大変わかり易い解説の動画です。後半はこの大変な状況から何を学び、次にどんな世界を再構築していくか、という希望に満ちた話が聞けます。「こんな世界を創りたい」という勇気が湧いてきます。これは「嬉しき御世」の雛形になるかも?


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日本の飲料水の安全基準を引き上げ 3月17日から

ブログ「日本の将来」より引用

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3月17日まで、日本の飲料水の安全基準は、WHO基準に準拠しており、WHOの基準(ガイダンスレベル)では、全α放射能では0.5Bq/L、全β放射能では1Bq/Lを超えた場合に、分析を行うべきであるとしていた。

(参考)WHO飲料水水質ガイドライン
http://whqlibdoc.who.int/publications/2004/9241546387_jpn.pdf
※P230(本文203P)の表9-3参照

3月17日から、日本の飲料水の安全基準は30倍にも引き上げ
3月17日に、厚生省は日本独自の食品安全基準、いわゆる暫定基準を設定。これは原子力安全委員会が決めた根拠不明の数値である。
 例えば、ヨウ素131(I)では300Bq/Lと、それまでの基準の実に30倍にセシウム(Cs)137では200Bq/Lと20倍に引き上げられている。
(参考)食安発0317第3号 放射能汚染された食品の取り扱いについて
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001558e-img/2r9852000001559v.pdf
※P2の別添 飲食物摂取制限に関する指標を参照

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つまり、既に金町浄水場からは210ベクレルの放射性ヨウ素が検出されているわけだから、WHOの基準の210倍に達していることになる。マスコミ では「大人は300ベクレル、乳幼児では100ベクレル以下なら安全」と、それが確固たる「安全基準」であるかのように報道されているが、それが定められ たのはほんの一週間前の3月17日。その時にヨウ素は30倍、セシウム20倍に安全基準を引き上げているのだ。根拠は全く不明。

はっきり言って東京の水道水は、既に人間が口にできる限度を超えて汚染されているのではないか?

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2011年3月23日 (水)

緊急報告「福島原発で何が起きているのか」

全国民が見るべき内容。原発事故に関するマスコミ報道がいかにインチキであるかがよく分かります。実際の福島第一原発の状態ははるかに深刻です。心臓が止まりそうになる内容ですが、目を逸らすべきではない。


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