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2008年6月 3日 (火)

那須移住計画は着々と…

先月末にまた那須に行っていたのですが、今回は大きな進展がありました。那須の新居を建ててもらう那須の地元の建築事務所がほぼ決まったのです。ひょんなことからここの事務所を訪ねる機会があったのですが、話を聞いて目から鱗が落ちました。

僕は以前から現代の日本の住宅に疑問を持っていました。例えばヨーロッパの家などは、築100年なんていうのがざらにあります。「そりゃ石造りだからだろう」と思うかもしれませんが、よく考えてみたら、日本の木造建築だって、古いお寺や神社などは何百年も保っているものがたくさんありますよね。ところが現代日本の住宅は数十年で建て替えるのが半ば常識になっていて、不動産としても築15年も経てば上物はほぼ無価値とみなされます。…これっておかしいですよね…?何百年も前に建てられた木造建築がいまだに使えるのに、現代の進んだはずの技術で作られた住宅が数十年しか保たないなんて、一体どういうわけでしょう…?

これは「資本主義の罠」なのです。はっきり言って、現代日本の住宅は、わざと数十年しか保たないように作られています。親が若い頃に建てた家は、子供が成長して家を持ちたいと考える頃には、あちこちガタが来て「いっそのこと立て替えようか」という話になります。こうして一世代ごとに新しい家を建て直すことになり、その度に建築業界と銀行が潤うことになります。こうして庶民は家のローンを払うために一生銀行の「奴隷」として働くことになります。これが現代の資本主義のからくりとして確立しているわけです。

さらに大手ハウスメーカーほど、看板は立派でも中身はマージンを抜いて下請けに丸投げ、さらに下請けが利益を抜いて孫請けに…という構造ですから、何千万の家が実質一千万の価値もない…という場合さえあります。普通「知名度の高い大手なら安心」と考えがちだと思いますが、住宅に関しては全く逆で「大手ほど信用出来ない」と言っても過言ではないでしょう。これはもう、本当にひどいです。数年前にマンションの耐震偽装問題が社会問題になりましたが、一戸建ての住宅も中身は同じようなものなんです。

このことは僕も今の家を買ったときに色々調べたのである程度は感じていましたが、この建築事務所のご主人、H氏は、このような現状を「今の住宅業界は『いいものを作る』というモノ作りの基本を忘れ、単に売るため、儲けるためのものになってしまっている。これではいい家など作れない」と言い切ります。具体的に聞いたところ、僕のような独身者が住む家なら、7〜800万もかければ十分、かなり贅沢をしても1000万円を越えることはないだろう…という答えでした。もちろん土地は別ですが、それでも東京で家を買う常識から考えると、びっくりでしょ(笑)?

さらに僕が考えていたログハウスに関しても、H氏の意見は辛辣でした。実はH氏はログハウスも長年手がけてきていて、那須におけるログハウス作りを知り尽くしていると言ってもいいぐらいなんです。そのH氏が、今はログハウスを作ることをやめてしまったそうです。理由は「日本の気候に合わないから」。ログハウスというのはヨーロッパや北米の文化ですが、それらの土地に比べ、日本は遥かに湿気が多い土地柄です。(那須は特にね。)欧米なら100年保つログハウスが、日本ではよほどメンテナンスに労力をかけなければ、早く木が傷んでしまって、ダメになってしまうのだそうです。日本でログハウスを建てた場合、この維持管理がかなり難しく、H氏の意見では「素人にはまず無理」とのこと。建てるときは安くセルフビルドで建てても、メンテナンスをプロに頼めば、その分余計にお金がかかってしまいます。結局、その土地で長年育まれた文化にはかなわないということなんですね。そしてH氏がたどり着いたのが、日本の伝統的な漆喰と木で出来た家を、現代的にアレンジしたスタイルなのだそうです。

この話を聞いて僕は、「恐れ入った、この人なら信用出来る!」と確信しました。そんなわけで、ログハウスをセルフビルドする計画はなしになりました。H氏の設計する家はセルフビルドというわけには行きませんが、それでも僕が希望する規模の家は7〜800万ぐらいで建ちそうですから、ログハウスのキットを半セルフビルドで建てるコストとほとんど変わらないんですよね。びっくりです。

家のこと以外でも、移住計画は着々と進んでいます。運転免許の方は今教習所に通っていて、間もなく仮免試験です。このまま順調にいけば、7月中には取得出来るでしょう。あとは練馬の家がいつ、いくらで売れるかが問題ですが、これも現在の価格設定で見に来る人が途切れなく訪れているので、まあそのうち決まるでしょう。出来れば8月初旬には那須に住居を移したいですね。(当初しばらくは賃貸の仮住まいですけど。)

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コメント

よかったですね~
いい建築会社と出会えて!
ログハウスのメンテナンスの大変さは
公になってない様に感じてます。
建物は資源をものすごく使うので
国産の木材に土が環境にもいいですよね!

ありがとうございます。
さて、後は今の家の売却が決まるのを待つばかりなんですが…。

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